こんにちは、副業パパの登録販売者です!
病院でもらう薬とドラッグストアで買える市販薬。
「結局、何が違うの?」と思ったことはありませんか?
実は、この違いを知っておくことで、薬の選び方がぐっとラクになります。
この記事では、現役登録販売者の視点からわかりやすく解説します!
市販薬と病院の薬の大きな違いとは?
病院の薬(医療用医薬品)
- 医師の診断が前提
- 個人の症状や体質に合わせて処方される
- 薬の成分量が多めの場合もあり(効果が強い)
- 保険適用で安価に入手できる(3割負担など)
病院の薬は、医師が診察を行ったうえで症状や原因を特定し、それに合った薬を処方します。
そのため効果が期待しやすい反面、医師の管理下で使う必要があります。
市販薬(OTC医薬品)
- 診断不要で購入可能
- 軽い症状・セルフケア用に設計
- 成分量は控えめで、安全性が重視されている
- 価格は全額自己負担
市販薬は、軽度な症状に自分で対応できるように作られています。誰でも買える分、成分量が抑えられており、安全性が高く設定されています。
市販薬の分類についても知っておこう
市販薬(OTC医薬品)は、安全性に応じて分類されています。
分類 | 特徴 | 販売方法 |
---|---|---|
要指導医薬品 | 比較的新しい成分など。安全性の確認が十分でない | 薬剤師が対面販売 |
第1類医薬品 | 副作用リスクがある | 薬剤師が対面販売 |
第2類医薬品 | 比較的リスクが低いが注意が必要 | 登録販売者または薬剤師が販売 |
第3類医薬品 | リスクが最も低い | 登録販売者や店頭販売員が販売可能 |
登録販売者は「第2類」「第3類医薬品」を販売できる資格です。
使い分けの目安は?
簡単にまとめると、次のような使い分けが目安になります。
状況 | おすすめ |
---|---|
軽い風邪・頭痛・疲労 | 市販薬で様子を見る |
高熱・長引く咳・呼吸苦しい | 病院受診を優先 |
子ども・妊婦さん・持病がある方 | まず病院で相談 |
もちろん、不安があれば迷わず病院を受診してください。
市販薬はあくまで軽症時の「セルフケアのお助け役」と考えましょう。
登録販売者として伝えたいこと
私も子育て家庭のパパとして、薬の使い方は日々悩みます。
市販薬も上手に活用すれば、家族の体調管理に役立ちます。
ただし、
- 長引く症状は放置しない
- 自己判断で無理に薬を飲み続けない
- 疑問があれば薬剤師・登録販売者に相談する
こうした意識がとても大切です。
ぜひ、安全で安心な薬の使い方を一緒に身につけていきましょう!
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