導入文
今年も猛暑の季節がやってきました。
ニュースでも「熱中症による救急搬送」が増えていると耳にします。
特に子どもや高齢者は重症化しやすいため、日常からの予防と、いざという時の市販薬・経口補水液の知識が欠かせません。
今日は登録販売者の視点から、熱中症の予防法・市販品の選び方・症状別対応を、わかりやすく解説します。
くすりちゃんとしずくちゃんの会話
💊 くすりちゃん
「しずくちゃん、夏はやっぱり熱中症が心配だよね~。特に外で遊ぶとき!」
💧 しずくちゃん
「うん!水筒にお茶を入れて持っていくけど、それだけでいいのかな?」
💊 くすりちゃん
「実はね、水だけだと汗で失った塩分が補えないんだよ。だから状況によっては経口補水液や塩分タブレットが必要なの!」
💧 しずくちゃん
「へぇ~!市販でもいろいろ選べるんだね。詳しく教えて!」
1. 熱中症とは?症状の段階と特徴
熱中症は高温多湿な環境で、体温調節がうまくいかなくなることで発症します。
- 軽度:めまい・立ちくらみ・筋肉のけいれん
- 中度:頭痛・吐き気・体のだるさ
- 重度:意識障害・高体温(40℃以上)
👉 重度の場合はすぐに 119番通報 が必要です。
2. 予防のための生活習慣
- こまめに水分・塩分を補給(喉が渇く前に)
- 暑い時間帯(10〜15時)の外出を避ける
- 涼しい服装・日傘・帽子を活用
- 室内でもエアコンを使用(28℃以下が目安)
💊 くすりちゃんのワンポイント
「麦茶や水は普段の水分補給にぴったりだけど、長時間の外出や運動では塩分も忘れずにね!」
3. 経口補水液・スポーツドリンクの選び方
- 経口補水液(OS-1、アクアソリタなど)
→ 脱水症状が出た時や発熱・下痢時にも使用可能 - スポーツドリンク(ポカリスエット、アクエリアスなど)
→ 運動や軽度の発汗時の水分・糖分補給に - 糖分の取りすぎを避けたい場合はカロリー控えめタイプを選ぶ
💧 しずくちゃんのメモ
「経口補水液は味がちょっとしょっぱいけど、体にはすごく大事なんだね!」
4. 熱中症時に役立つ市販薬・関連商品
- 経口補水液(ペットボトルタイプ・ゼリータイプ)
- 塩分タブレット
- 冷却シート・瞬間冷却パック
- ビタミンB群配合の栄養ドリンク(疲労回復サポート)
💊 くすりちゃんのアドバイス
「冷却シートは額だけじゃなく、首の後ろや脇の下を冷やすと効果的だよ!」
5. 症状が重い場合は迷わず受診を
- 意識がない
- 呼びかけに反応しない
- 水分が飲めない
これらの症状がある場合は、迷わず救急要請しましょう。
特に子ども・高齢者・持病がある方は早めの対応が重要です。
まとめ
- 熱中症は予防が第一
- 経口補水液と塩分補給を正しく使い分ける
- 重症化のサインを見逃さない
🔗 関連記事も参考にしてください
📢 最新情報はX(旧Twitter)で発信中!
→ 副業パパ公式Xアカウント
コメント