乗り物酔い、子どもと大人で薬は違う?
旅行や帰省のときに悩まされる「乗り物酔い」。
市販の酔い止め薬はドラッグストアで手に入りますが、子どもと大人で使える薬が異なるのをご存じですか?
この記事では、登録販売者の視点で 子ども用と大人用の市販薬の違いと選び方 を解説します。
乗り物酔いの原因
- 三半規管(耳の平衡感覚)が刺激される
- 目や体の感覚と脳の認識がズレる
- その結果、自律神経が乱れて「吐き気・頭痛・冷や汗・めまい」などの症状が出ます
市販の酔い止め薬に使われる成分
- ジフェンヒドラミン・ジメンヒドリナート:めまい・吐き気を抑える抗ヒスタミン薬
- スコポラミン臭化水素酸塩水和物:自律神経のバランスを整える
- カフェイン:眠気を軽減し、覚醒作用を持つ
子ども用の酔い止め薬
- 代表例:トラベルミンジュニア、ドラマミンチュロップ、トラベロップ
- 特徴:シロップやチュアブルで飲みやすい形
- 対象年齢:多くは 3歳以上から使用可能
- 注意点:眠気が出やすいため、旅行中は行動に配慮が必要
👉 トラベルミンジュニアはこちら
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👉 トラベロップはこちら (これはわたしの家庭でも使っている飴タイプの酔い止めです。)
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大人用の酔い止め薬
- 代表例:トラベルミン、アネロン「ニスキャップ」
- 特徴:長時間効果が続くカプセルタイプは、船旅や長距離移動に向いている
- 注意点:眠気・口の渇きなどの副作用が出やすい
👉 アネロン「ニスキャップ」はこちら
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薬の選び方まとめ
- 子ども → 年齢に合った専用薬(シロップやチュアブル)を選ぶ
- 大人 → 移動時間やシーンに合わせて選ぶ
- 薬に頼りすぎず、休憩をこまめに取る、前方を見るなどの生活対策も効果的です
注意点
- 酔い止め薬は 運転前に服用してはいけません(強い眠気が出るため)
- 風邪薬・鼻炎薬などの 抗ヒスタミン薬との併用は避ける
- 乳幼児には基本的に使用できないので、必ず年齢制限を確認しましょう
💬 キャラ会話パート
くすりちゃん:「旅行の前は、子どもにも酔い止めを飲ませていいのかな?」
しずくちゃん:「年齢に合った子ども用を選んでね。大人用は成分が強いからNGよ!」
くすりちゃん:「なるほど!じゃあうちの子にはチュアブルタイプを準備しておこうかな!」
登録販売者からのアドバイス
- 酔い止め薬は 予防的に乗る30分前に服用するのが基本
- 「子ども用」と「大人用」をしっかり使い分けることが安全への第一歩
- 乗り物酔いがひどい場合は市販薬に頼りすぎず、医療機関へ相談を
まとめ
- 子ども用:トラベルミンジュニア・ドラマミンチュロップ(3歳以上から)
- 大人用:トラベルミン、アネロン「ニスキャップ」
- 子どもと大人で選ぶ薬は違う
- 薬に加えて生活対策も取り入れると効果的
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