「立ち上がるとフラッとする」「顔色が悪いと言われる」「疲れが抜けない」
そんな不調を感じていませんか?
もしかすると、それは “貧血” が原因かもしれません。
今回は登録販売者が、貧血やめまい・ふらつきに効く市販薬の選び方 をわかりやすく解説します。
🩸 貧血の原因と仕組み
貧血とは、赤血球やヘモグロビンが不足し、全身に十分な酸素を運べなくなる状態です。
その結果、脳や筋肉が“酸欠状態”になり、めまいやだるさ、動悸などが起こります。
主な原因は以下のとおりです。
- 鉄分不足(偏食、月経過多など)
- 妊娠・授乳による鉄需要の増加
- 慢性的な疲労やストレス
- 消化吸収の低下
⚖️ 自律神経の乱れとの違い
| 症状の原因 | 自律神経の乱れ | 貧血 |
|---|---|---|
| 原因 | ストレス・生活リズム・ホルモンバランス | 鉄・ビタミン不足 |
| 主な症状 | 不眠・イライラ・だるさ | めまい・立ちくらみ・息切れ |
| 改善方法 | 生活習慣+神経調整薬・漢方薬 | 栄養補給(鉄・ビタミン)+食事改善 |
似たような「ふらつき」でも、原因が異なるため対処法も変わります。
💊 市販薬でサポートできる範囲
🔹 鉄分を補う医薬品
鉄欠乏性貧血には、鉄を直接補う薬が効果的です。
マスチゲンBB®
→ 鉄+ビタミンB群配合。疲労回復にも役立ちます。
🔹 ビタミンB12・葉酸を補う医薬品
神経や血液をサポートする栄養素も大切です。
エミネトン®(ビタミンB12配合)
チョコラBBルーセントC®(女性の貧血や肌荒れにも)
🔹 漢方薬で体質から改善
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん):冷え・立ちくらみ・月経不順に
人参養栄湯(にんじんようえいとう):体力低下・疲れ・食欲不振に
⚠️ 注意が必要な場合
以下のような場合は、自己判断せず医療機関で血液検査を受けましょう。
- 動悸や息切れが強い
- 顔色が極端に悪い
- めまいが続く、ふらつきで倒れそうになる
- 食欲不振や体重減少がある
特に女性では、「子宮筋腫」「月経過多」が原因のこともあります。
🍎 登録販売者からのアドバイス
- 鉄を多く含む食材(レバー、赤身肉、ひじき、ほうれん草など)を意識
- ビタミンCを一緒に摂ると鉄の吸収率アップ
- 貧血改善薬と同時に 疲労回復系ビタミン剤 を取り入れるのもおすすめ
💬 くすりちゃんとしずくちゃんの会話
くすりちゃん「最近立ちくらみが多くて、やっぱり自律神経が乱れてるのかな?」
しずくちゃん「それ、鉄分不足かも?貧血のサインは似てるけど、原因が全然違うのよ。」
くすりちゃん「えーっ!鉄分って食事だけじゃ足りない?」
しずくちゃん「うん。市販の鉄剤やビタミンB12配合の薬もあるし、必要なら上手に取り入れてね✨」
くすりちゃん「でも長く続いたら病院だね!」
しずくちゃん「その通り♪ 体のサインを見逃さないことが大事だよ💡」
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