はじめに
お子さんの発熱や咳は、親にとってとても心配な症状です。
すぐに市販薬を使いたくなるかもしれませんが、実は薬に頼りすぎないセルフケアもとても大切です。
今回は登録販売者の視点から、家庭でできる発熱・咳のケア方法を解説します。
子どもの発熱は「体の防御反応」
熱が出ると「すぐに下げなきゃ」と思うかもしれませんが、発熱は体がウイルスや細菌と戦っているサインです。
- 38℃前後までの熱は無理に下げなくてもOK
- 水分補給と休養が第一
- 冷えピタなどで心地よくしてあげる程度で大丈夫
くすりちゃんとしずくちゃんの会話
👩⚕️くすりちゃん:「子どもの熱が38℃超えると、すぐ解熱剤って思っちゃうよね〜」
👩⚕️しずくちゃん:「でも実は、熱は体ががんばってる証拠なんだよ。解熱剤は本当にしんどそうなときだけにしようね」
咳は「気道を守る反応」
咳も体にとって意味がある反応です。無理に止めすぎるのはよくありません。
- 軽い咳は加湿・水分補給で様子を見る
- ハチミツ(1歳以上)がのどを和らげる効果あり
- 市販の咳止めは小児には使えないものも多い
ポイント
👉 特に1歳未満にはハチミツNGなので注意!
市販薬を使うときの注意点
- 小児向けの表示を必ず確認する
- 服用できる年齢・体重を守る
- 服用中の薬やアレルギーがある場合は避ける
くすりちゃんとしずくちゃんの会話
しずくちゃん:「市販薬って“子どももOK”って書いてあっても、年齢や体重で使えるか違うんだよね」
くすりちゃん:「なるほど!パッケージをちゃんと確認するの、大事だね〜」
すぐに病院へ行くべきサイン
次のような症状がある場合は、市販薬やセルフケアに頼らず、早めに小児科を受診しましょう。
- 生後3か月未満で38℃以上の熱
- 水分がとれず脱水症状がある(尿が少ない、ぐったりしている)
- 息苦しそうな咳やゼーゼー呼吸
- けいれんを起こした
- 発疹が出ている
まとめ
子どもの発熱や咳は「体を守るためのサイン」。
慌てて市販薬に頼らず、まずは休養・水分・環境調整でサポートしましょう。
ただし、危険なサインがある場合はすぐに病院へ。
正しく市販薬を活用することで、子どもの健康を守ることができます。
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