子どもの咳は心配のタネ
子どもの咳は「夜になるとひどくなる」「長引いている気がする」など、親にとってとても心配な症状のひとつです。
「病院に行くべきか?」「市販薬で様子を見てもいいのか?」と迷う場面も多いのではないでしょうか。
💬 キャラ会話パート
くすりちゃん:「夜になると咳が出て眠れなくなることあるよね〜。親も寝不足になっちゃうし…」
しずくちゃん:「そうね。まずは“どんな咳なのか”を見分けることが大事よ。」
咳の種類と見分け方
- 乾いた咳(空咳):コンコンとした咳。喉の炎症や風邪の初期に多い。
- 痰のからんだ咳:ゴホゴホとした咳。気道に炎症があるときに出やすい。
- 夜間に悪化する咳:横になると喉に分泌物がたまりやすく、咳が出やすい。
- ゼーゼー・ヒューヒュー音(喘鳴):気管支ぜんそくや重い病気の可能性もあるため注意。
市販薬で対応できる範囲
元気があり、軽い風邪に伴う咳であれば、市販薬で様子を見ることができます。
ここでは代表的なものをご紹介します。
麦門冬湯(ばくもんどうとう)
漢方薬で、乾いた咳や喉の乾燥に向いています。小児向け製品も販売されています。
👉 麦門冬湯はこちら
リンク
小児用ブロン液L(エスエス製薬)
咳をしずめ、痰を出しやすくする成分が入ったシロップタイプ。3歳以上から使用可能です。
アネトン咳止めシロップ
痰のからんだ咳や喉の炎症に使われるシロップ薬です。小児用タイプもあります。
ヴィックスヴェポラッブ(小児用)
胸や背中に塗ると蒸気で鼻や咳を和らげる外用薬。3か月以上から使えるのが特徴です。
👉 ヴィックスヴェポラッブはこちら
リンク
💬 キャラ会話パート
くすりちゃん:「へぇ〜、市販薬にも子ども用の咳止めがあるんだね!」
しずくちゃん:「そう。ただし“年齢制限”があるから、必ずパッケージを確認してね。」
病院へ行くべきサイン
- 発熱が続いている
- 呼吸が苦しそう、ゼーゼーしている
- 咳が1週間以上続いている
- 顔色が悪い、ぐったりしている
これらの症状がある場合は、市販薬で様子を見ず、できるだけ早めに小児科を受診しましょう。
家庭でできるセルフケア
- 室内の加湿:加湿器や濡れタオルを下げて湿度を保つ
- 水分補給:こまめに水分をとって喉を潤す
- 寝るときの工夫:枕を少し高くして寝ると、咳が和らぐことがある
登録販売者からのアドバイス
- 市販薬は「一時的な対処」として使う
- 子どもの咳は長引くことも多いため、迷ったら受診が基本
- 登録販売者に相談できること
- 薬の選び方(年齢ごとに対応できるか)
- 複数の薬を使うときの注意点
- 咳止め系市販薬は2歳未満は使えないものが多い(厚労省の方針)。
まとめ
- 子どもの咳には種類があり、市販薬で対応できるものと医療機関が必要なものがある
- 軽い風邪に伴う咳なら、市販薬やセルフケアで様子を見てもよい
- 苦しそう・長引く・ぐったりしているときは必ず受診を!
関連記事もあわせてチェック
💡 最新記事や日常の発信は X(副業パパ@登録販売者ブログ|@fukusuri_papa) でも更新しています。
👉 フォローして一緒にセルフケアや育児の知識を学んでいきましょう!



コメント