【登録販売者が解説】下痢・腹痛時の市販薬の選び方と注意点|症状別の適切な対処法

育児と家族

✅ はじめに

突然の腹痛や下痢に襲われると、本当に困りますよね。
「とりあえず下痢止めを飲もう」と思いがちですが、それが逆効果になるケースもあります。

この記事では、登録販売者の視点から、下痢・腹痛の原因別に適した市販薬の選び方と注意点、さらには自宅でできるケアについて丁寧に解説します。


①:下痢・腹痛が起こる主な原因

下痢や腹痛にはさまざまな原因があります。症状を見極めることで、正しい対処が可能です。

  • ウイルス性(胃腸炎など)
     → ノロウイルスやロタウイルスなどによる感染性の下痢。突然始まり、吐き気や発熱を伴うことも。
  • ストレスや自律神経の乱れ
     → 緊張や不安、季節の変わり目に起きやすい不調。繰り返す腹痛や便通の乱れが特徴です。
  • 冷えや暴飲暴食
     → 冷たい飲み物や脂っこい食事の影響で、消化機能が落ちて下痢や腹痛を起こすケース。
  • 薬の副作用・過敏性腸症候群(IBS)
     → 特定の薬が腸に刺激を与えることもあります。

②:症状別の市販薬の選び方

症状に合った薬を選ぶことが、回復の早道です。

症状おすすめの市販薬
急な下痢(食中毒や旅行中など)ロペラミド(ストッパなど)※感染性の場合はNG
ゴロゴロと音が鳴る・便が不安定整腸薬(新ビオフェルミンS、ザ・ガードなど)
ストレス性の腹痛・下痢漢方薬(半夏瀉心湯、桂枝加芍薬湯など)
お腹が冷えた時の下痢正露丸・温性の漢方(真武湯など)

③:下痢止めを使う時の注意点

市販の止痢薬は便利ですが、使い方を間違えると逆効果になることも。

  • ウイルス性の下痢には使わないことが多い
     → ウイルスを体外に排出する作用を妨げるため、無理に止めない方がよいケースも。
  • 脱水症状に注意
     → 水分・電解質の補給が大切。経口補水液(OS-1など)やスポーツドリンクを活用しましょう。
  • 長引く症状や高熱・血便がある場合は必ず病院へ
     → 素人判断で放置せず、医師の診断を受けてください。

④:自宅でできるセルフケア

薬に頼るだけでなく、体調を整える生活習慣も大切です。

  • 白湯やおかゆなど、消化に優しい食事
  • お腹を冷やさない(カイロや腹巻き)
  • 安静を心がけ、しっかりと睡眠をとる
  • 乳酸菌や発酵食品の摂取も腸内環境を整えるのに◎

✅ まとめ

  • 下痢や腹痛の原因に応じて市販薬を選ぶことが重要
  • 無理に下痢を止めると逆効果になることも
  • 食事・睡眠・冷え対策など生活習慣の見直しも効果的

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はじめまして!ふくぎょうパパです。
子ども4人+もうすぐ5人目!毎日育児と格闘中のパパが、副業に挑戦しています。

「少しでも妻の負担を減らしたい」そんな思いで、在宅ワークやブログを始めました。

実は登録販売者の資格も持っていて、市販薬や子どものケアに役立つ情報も、子育て目線でお届けしていきます。

このブログでは、副業・在宅ワーク・プログラミングの体験を、初心者目線でリアルに発信中!

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