🩺 はじめに:常備薬があると安心な理由
突然の発熱やケガ、腹痛、頭痛…。
そんなとき「家に薬がない!」となると、夜間や休日は特に困ってしまいます。
登録販売者として働いていると、よくこんな声を聞きます。
「あのとき薬があれば、夜中にドラッグストアを探さずに済んだのに…。」
家庭に常備薬をそろえておくことは、“安心の第一歩”。
今回は、子どもと大人それぞれに必要な市販薬を、症状別にわかりやすく紹介していきます。
💊 家庭に常備しておきたい市販薬リスト
| カテゴリ | 代表的な薬 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 解熱鎮痛薬 | バファリン、イブクイック | 発熱・頭痛・生理痛 |
| 胃薬 | 太田胃散A、パンシロンAZ、キャベジンコーワα | 胃もたれ・胸やけ・食べすぎ |
| 整腸剤 | ビオフェルミン、新ビオラクミン | 便秘・下痢・腸内バランス |
| かぜ薬 | パブロン、ルル | 発熱・鼻水・のどの痛み |
| 皮膚薬 | ユースキンA、オロナイン | 手荒れ・湿疹・軽いすり傷 |
| 目薬 | ロートVアクティブ、アイリスCL | 疲れ目・ドライアイ・充血 |
| 湿布・外用薬 | サロンパス、フェイタス | 肩こり・腰痛・筋肉痛 |
| アレルギー薬 | アレグラFX、クラリチンEX | 花粉症・アレルギー性鼻炎 |
| 絆創膏・消毒薬 | バンドエイド、マキロン | けがの応急処置 |
| 子ども用薬 | 小児用バファリン、ムヒベビー | 発熱・虫刺され・おむつかぶれ |
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💬 くすりちゃん
「“よく使う薬”と“あまり使わないけど大事な薬”を分けて保管しておくと便利ですよ!」
💬 しずくちゃん
「特に子どもがいる家庭では、“大人と子どもで薬を共用しない”のがポイントです!」
👶 子ども向け常備薬
小さな子どもの場合、安全性と使いやすさが最優先。
市販薬でも「年齢制限」や「体重による用量」が定められています。
おすすめの子ども向け常備薬
- 解熱剤:小児用バファリン(アセトアミノフェン系)
- 皮膚薬:ポリベビー、ムヒベビー
- 整腸剤:ビオフェルミンベビー
- かぜ薬:改源キッズシロップなど
👩⚕️ ポイント
- 乳幼児には「アセトアミノフェン系」の解熱剤が基本
- 保管時は冷暗所、使用期限切れに注意
- 甘い味やシロップタイプなら飲ませやすい
🧑🦰 大人・高齢者向け常備薬
大人の場合は、ライフスタイルと体質に合わせた薬選びが大切です。
おすすめの市販薬
- 頭痛・生理痛:イブクイック、バファリン
- 胃の不調:太田胃散A、キャベジンコーワα、パンシロンAZ
- 筋肉痛・肩こり:フェイタス、サロンパス
- アレルギー対策:アレグラFX、クラリチンEX
⚠️ 注意点
- 睡眠改善薬・風邪薬・アレルギー薬など、成分が重なるものは併用NG
- 高血圧や心疾患がある方は、購入前に薬剤師・登録販売者に相談を
🌸 季節ごとの備え
冬にあると安心
- 風邪薬・解熱剤・のどスプレー・保湿クリーム
夏にあると便利
- 虫刺され薬・あせも用ローション・経口補水液
💬 くすりちゃん
「冬は“乾燥”と“冷え”対策!夏は“熱中症”と“虫刺され”ですね!」
💬 しずくちゃん
「意外と見落としがちなのが“絆創膏”と“消毒液”。小さなケガにすぐ使えますよ。」
📦 常備薬の保管・見直しチェック
- 使用期限は 半年〜1年ごとに見直し
- 小さな子の手の届かない冷暗所へ
- 開封後はパッケージに日付をメモしておくと◎
🌿 まとめ:家庭の備えが“安心の第一歩”
突然の体調不良でも、落ち着いて対応できるのが「常備薬の力」。
登録販売者としては、**「症状が軽いうちにケアする」**ことをおすすめします。
家族を守る準備、それがセルフメディケーションの第一歩です。
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