頭痛に悩むあなたへ
「ズキズキ痛むけど、病院へ行く時間がない…」
「市販薬でなんとかしたいけど、どれを選べばいいの?」
そんなとき、頼りになるのが解熱鎮痛薬です。
ただし、すべての頭痛に効くわけではありません。
この記事では、登録販売者の視点から「市販薬で対応できる頭痛」と「できない頭痛」の違いをわかりやすく解説します。
🧠 頭痛の種類と特徴
| 種類 | 主な症状 | 特徴・原因 | 市販薬での対応 |
|---|---|---|---|
| 緊張型頭痛 | 鈍い締め付け感、肩・首のこり | 姿勢・ストレス・筋肉の緊張 | ◎ 市販薬で対応可 |
| 片頭痛 | ズキズキ脈打つような痛み、光・音に敏感 | 脳血管の拡張やホルモン変化 | △ 軽度なら市販薬で対応可 |
| 群発頭痛 | 目の奥の激痛、涙や鼻水を伴う | 三叉神経の異常。季節性が多い | ✖ 医療機関での治療が必要 |
💊 市販の解熱鎮痛薬で対応できる頭痛
緊張型頭痛や軽い片頭痛の場合は、市販薬で十分改善が期待できます。
代表的な有効成分と特徴を見てみましょう👇
| 成分 | 特徴 | 代表的な市販薬 |
|---|---|---|
| アセトアミノフェン | 胃に優しく、発熱・痛みのどちらにも対応 | タイレノールA |
| イブプロフェン | 炎症にも強く、生理痛や筋肉痛にも効果的 | イブA錠EX |
| ロキソプロフェンナトリウム | 速効性があり、痛みにしっかり効く | ロキソニンSシリーズ |
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- ロキソニンS(第一類医薬品なので紹介はできません)
⚠ 市販薬が効かない頭痛に注意
頭痛には市販薬が効かないタイプもあります。
それが「群発頭痛」や、閃輝暗点(せんきあんてん)を伴う片頭痛です。
💡 閃輝暗点(せんきあんてん)とは?
片頭痛の発作の前に見られることが多い、「視覚の異常」を指します。
以下のような症状が特徴です👇
- 視界にギザギザした光や稲妻のような模様が見える
- 文字が読みにくい・視野の一部が欠ける
- 10〜30分ほどで症状が消える
この現象が出ているときに鎮痛薬を飲んでも効果が出にくいことがあります。
無理に市販薬を繰り返し使うよりも、神経内科や頭痛外来を受診するのが安全です。
🩺 鎮痛薬を安全に使うためのポイント
- 頭痛薬を週2回以上服用する人は医師相談を
- 胃が弱い人はアセトアミノフェン系を選ぶ
- カフェイン入り薬を頻繁に使うと「薬物乱用頭痛」の原因に
- 痛みが強く長引く場合は医療機関へ
💬 くすりちゃんとしずくちゃんの会話パート
くすりちゃん:「この前、お客さんに『片頭痛に効く薬ある?』って聞かれたの〜💦」
しずくちゃん:「それね、軽い片頭痛ならイブプロフェンでもOKだけど、閃輝暗点が出るタイプは要注意よ。」
くすりちゃん:「閃輝暗点?なんかかっこいい名前だけど…」
しずくちゃん:「視界にギザギザした光が見えるやつ!その時は薬が効きにくいから、病院で相談するのが一番なんだよ♪」
くすりちゃん:「なるほど〜!頭痛にも種類があるんだね〜✨」
🔍 登録販売者からのアドバイス
- 市販薬はあくまで「応急的な対処」。
- 頭痛のタイプを見極めることで、薬の選び方が変わります。
- **記録を取る(いつ・どんな時に起きるか)**と、医療機関でも的確な診断が受けられます。
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