整腸剤と便秘薬ってどう違うの?
「お腹の調子が悪いけど、整腸剤と便秘薬ってどう違うの?」
同じ“お腹の薬”でも役割は大きく違います。
結論から言うと、整腸剤=腸内環境を整える、便秘薬=便を出すための薬。
この記事では登録販売者の視点で、子どもや大人での使い分けも含めてわかりやすく解説します。
整腸剤とは?
整腸剤は、腸内細菌のバランスを整える薬です。
- ビフィズス菌や乳酸菌などを配合
- 下痢・便秘どちらにも有効
- 腸内環境を整えるのが目的なので、毎日続けて使いやすい
- 新ビオフェルミンS、ラックビー微粒など
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便秘薬とは?
便秘薬は「便を出す」ことを目的とした薬です。大きく分けて2タイプあります。
- 刺激性下剤:大腸を刺激して腸の動きを活発に(例:コーラック)
- 浸透圧性下剤:腸に水分を引き込み、便を柔らかくする(例:酸化マグネシウム便秘薬)
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⚠️ 注意
- 即効性はありますが、便秘薬を連用すると「薬がないと出ない」状態になるリスクがあります。
- 特に子どもや妊婦さんは、便秘薬を使うときは必ず医師に相談してください。
子どもと大人での使い分け
- 子ども → 基本は整腸剤で腸内環境を整える。便秘薬は医師の指導のもとで。
- 大人 → 軽い便秘は整腸剤、つらい便秘は短期間だけ便秘薬を使用。
- 妊婦さんは自己判断せず、必ず医師に相談を。
💬 キャラ会話パート
くすりちゃん:「整腸剤と便秘薬って、結局どっちを選べばいいの?」
しずくちゃん:「整腸剤は腸の環境を整える薬、便秘薬は便を出すための薬よ。子どもや妊婦さんはまず整腸剤、大人でも便秘薬は短期間だけにしてね。」
登録販売者からのアドバイス
- 便秘薬は「どうしても出ないときの助け」として短期間で使用するもの
- まずは整腸剤+生活習慣改善(水分・食物繊維・運動)から
- 改善しない便秘や慢性的な症状は、必ず医師に相談を
まとめ
- 整腸剤:腸内環境を整える(長期的なケア向き)
- 便秘薬:便を出すために使う(短期的な改善向き)
- 子どもや妊婦さんは特に注意して選ぶことが大切
- 自己判断で便秘薬を乱用するのはNG
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