はじめに
薬を飲んだあとに「コーヒーを飲んでもいいのかな?」「エナジードリンクと一緒に飲んだら効き目に影響ある?」と気になる人は多いと思います。
実はカフェインは薬の成分と影響し合うことがあり、飲み合わせによっては副作用のリスクが高まることもあります。
カフェインと市販薬の基本知識
- カフェインは中枢神経を刺激し、眠気を抑える作用がある
- その一方で、心拍数の増加・胃酸分泌の促進・不眠 などの作用もある
- 市販薬の中にはすでにカフェインが配合されているものがある
👉 つまり、薬と一緒にカフェイン飲料を摂ると「カフェインの重複摂取」になる可能性があるのです。
注意が必要な薬とカフェイン飲料の組み合わせ
頭痛薬(解熱鎮痛薬)
- 一部の市販頭痛薬には カフェイン配合 の製品がある
- コーヒーやエナジードリンクと一緒に飲むと、カフェイン量が多くなり 動悸・不眠 などの副作用が出やすくなる
風邪薬・鼻炎薬
- 眠気を抑えるために少量のカフェインを含むものもある
- カフェイン飲料と一緒にとると 不安感や胃の不快感 が強まることがある
眠気止め薬
- 主成分がカフェインそのもの
- エナジードリンクと一緒に飲むと カフェイン過剰摂取 に直結
起こりうる副作用
- 動悸・不眠
- 胃痛・吐き気
- 手の震え・不安感
- 子ども・高齢者・妊婦は特に影響を受けやすい
👉 「ちょっとくらい大丈夫」と思っていても、人によっては強く出ることがあります。
登録販売者からのアドバイス
- 市販薬を買うときはパッケージ裏の 成分表示に「カフェイン」と書かれていないか を確認する
- 薬を飲んでいるときは、コーヒーやエナドリの量を減らすのが安心
- 基本的には 水かノンカフェインのお茶 で服用するのがおすすめ
くすりちゃん&しずくちゃんの会話 💬
💊くすりちゃん:「頭痛薬を飲んだあとにコーヒー飲んでもいいのかな?」
🩺しずくちゃん:「薬にカフェインが入っていることもあるから、重なると取りすぎになるよ。水で飲むのが一番安心だね!」
まとめ
- 市販薬の中にはカフェインが含まれている製品もある
- コーヒーやエナジードリンクと一緒に飲むと 過剰摂取のリスク がある
- 副作用を避けるためには「成分表示をチェック+水で服用」が基本
- 不安な場合は薬剤師や登録販売者に相談するのが安心
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