はじめに
薬は「水で飲むのが基本」と言われますが、実際には牛乳やジュース、コーヒーなどで飲んでしまう人も多いのではないでしょうか。
実は飲み物や食べ物によっては、薬の効果を弱めたり、副作用を強めたりすることがあります。この記事では、市販薬を飲むときに避けたい食べ物・飲み物について解説します。
一緒に避けたい飲み物
アルコール
- 肝臓に負担をかけるため、薬の代謝が遅れる
- 副作用が強く出たり、眠気が増す危険あり
コーヒー・エナジードリンク(カフェイン飲料)
- 市販の頭痛薬や風邪薬にはすでにカフェインが入っているものもある
- 一緒に飲むと カフェインの過剰摂取 による動悸・不眠・胃の不快感のリスク
グレープフルーツジュース
- 薬の代謝を妨げる成分(フラノクマリン類)が含まれる
- 血中濃度が上がりすぎて薬の効果が強く出すぎることがある
牛乳・乳製品
- 鉄剤や一部の抗生物質(処方薬)と相性が悪く、吸収を妨げる
- 一般の整腸薬や胃薬では影響が少ないが、基本的には水で服用するのが安心
一緒に避けたい食べ物
納豆
- ワルファリンなど一部の処方薬と強く作用する例が有名
- 市販薬で直接影響するケースは少ないが、注意が必要な食品として覚えておきたい
食物繊維が多い食品
- 薬の吸収を遅らせることがある
- 特に便秘薬や一部の整腸薬との組み合わせで効果が弱まる可能性
登録販売者からのアドバイス
- 薬は基本的に 常温の水でコップ1杯 がベスト
- ジュース・牛乳・お茶・アルコールでの服用は避ける
- 食べ物・飲み物と薬の間隔は 2時間ほど空けると安心
- 不安なときは販売員や薬剤師に確認することが大切
くすりちゃん&しずくちゃんの会話 💬
💊くすりちゃん:「薬って牛乳で飲んだらダメなの?」
🩺しずくちゃん:「吸収が悪くなる薬もあるから、基本は水で飲むのが安心なんだよ!」
まとめ
- 薬を飲むときは「水」が基本ルール
- 避けたい飲み物:アルコール、カフェイン飲料、グレープフルーツジュース、牛乳
- 食べ物では納豆や食物繊維の多い食品に注意
- 不安なときは必ず専門家に相談する
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