「朝起きたら顔がパンパン」「夕方になると脚が重い」
そんな“むくみ”に悩んでいませんか?
むくみは、余分な水分や塩分が体にたまることで起こる症状です。
この記事では登録販売者が、むくみに効く市販薬や漢方薬の選び方をわかりやすく解説します。
💧 むくみの原因
むくみは、体の水分バランスが崩れたときに起こります。
原因はさまざまですが、代表的なものは以下のとおりです。
- 長時間の立ち仕事・デスクワーク
- 塩分の摂りすぎ
- 冷えや血行不良
- ホルモンバランスの変化(月経前や更年期など)
- 睡眠不足やストレス
🩵 むくみのタイプ別チェック
| タイプ | 主な原因 | 対応策 |
|---|---|---|
| 下半身のむくみ | 血行不良・立ち仕事 | 漢方薬・ストレッチ |
| 顔のむくみ | 塩分・寝不足 | 利尿作用のある薬・水分調整 |
| 全身のむくみ | ホルモン・冷え | 生活改善+体質に合う漢方 |
💊 市販薬でサポートできる範囲
🔹 利尿作用を高める漢方薬
むくみの原因に合わせて、体の「水のめぐり」を整える漢方薬があります。
💮 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
→ 冷え性・貧血気味・月経不順のある女性におすすめ。
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💮 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
→ 体が重く、汗をかきやすく、下半身がむくみやすい人に。
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⚠️ 当帰芍薬散と防已黄耆湯の注意点
💮 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
- 効果:冷え・貧血・月経不順・むくみ
- 体質目安:色白で冷えやすく、疲れやすいタイプ
注意点:
- 暑がり・のぼせやすい人は不向き。
- 胃腸が弱い方では胃もたれ・下痢を起こすことがあります。
- 妊娠中は自己判断での服用を避け、医師へ相談を。
(子宮の血流を促す生薬が含まれます)
💮 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
- 効果:むくみ・肥満傾向・疲れやすさ
- 体質目安:水太り・下半身のむくみが気になるタイプ
注意点:
- 利尿作用があるため、脱水や電解質バランスの乱れに注意。
- 高血圧・腎臓疾患のある方は必ず医師・薬剤師に相談を。
- 長期服用で低カリウム血症を起こすことがあります。
🔹 血行促進・代謝サポート系
- ユンケル黄帝液®:疲れ・冷え・血流低下の改善に
- チョコラBBプラス®:ビタミンB群で代謝・巡りをサポート
🔹 むくみ対策サプリ・ビタミン
- カリウム・マグネシウム配合サプリ
→ 水分バランスを整え、ナトリウムの排出を助ける - ビタミンB群
→ 利尿・代謝を促し、だるさ軽減にも
🩺 登録販売者からのアドバイス
- 「水分を控える」よりも「水分をめぐらせる」ことが大切!
- ぬるめのお風呂で体を温めると血流が改善。
- 塩分の摂りすぎには注意。
- 睡眠不足や冷えもむくみの原因になるため、生活リズムを整えることもポイントです。
💬 くすりちゃんとしずくちゃんの会話
くすりちゃん「最近、夕方になると脚がパンパンで靴がキツいの〜💦」
しずくちゃん「それ“むくみ”ね!冷えや立ち仕事のせいかも。」
くすりちゃん「防已黄耆湯っていう漢方があるんでしょ?」
しずくちゃん「うん。あと当帰芍薬散もおすすめ。でも体質に合わないと逆効果だから注意してね!」
くすりちゃん「なるほど〜。じゃあ体を温めつつ、塩分も控えめにしてみようかな♪」
しずくちゃん「それが一番!体のめぐりを整えてスッキリしよう✨」
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