市販薬を飲んだのに「効かない」「あまり変わらない」と感じたことはありませんか?
実は、市販薬が効かないと感じるのには明確な理由があります。
この記事では、登録販売者の視点から
効かないと感じる原因・やりがちなNG行動・正しい対処法
をわかりやすく解説します。
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市販薬が「効かない」と感じる主な理由
市販薬が効かないのは、薬の性能が低いからとは限りません。よくある原因を整理すると以下のとおりです。
・症状に合っていない薬を選んでいる
・成分が症状に対して不足 or 過剰
・服用タイミングが適切でない(食前・食後・就寝前に意味あり)
・「飲めばすぐ効く」と思っている
・水以外で飲む/食事との相性
薬が合っていない可能性のあるケース
以下の場合は、薬の選択が合っていない可能性が高くなります。
・症状が変化していく(初期→中期→回復期)
・病気の原因がその薬の対象外
・併用している薬が影響して効果が弱まる
・子ども・高齢者は代謝の違いで効き方が変わる
やってしまいがちなNG行動
効果を早めたい気持ちから、次の行動に走る人が多いですが危険です。
・成分の重複(例:解熱鎮痛薬+解熱鎮痛薬)
・自己判断で薬の量を増やす
・効かない=より強い薬が正解と思い込む
・途中で次々と違う薬に変える
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正しい対処法(チェックリスト)
薬が効かないと感じたときは、次の順に見直してみてください。
- 症状に合った薬を選べているか
- 成分ごとの違いを理解して選んだか
- 服用タイミングは適切か
- 継続期間を決めて飲んでいるか
- 改善しない場合は受診 or 専門家に相談
まとめ
市販薬が効かないからといって「薬が悪い」とは限りません。
症状のズレ、飲むタイミング、薬の選び方など理由があることがほとんどです。
自己判断で量を増やしたり、成分を重ねて強い薬へ移るのは危険です。
迷ったときは、登録販売者や薬剤師にいつでも相談してくださいね。
会話パート(ゆっくり振り返り)
くすりちゃん
「“効かないから別の薬を足す”ってしちゃう人、意外と多いよね…。ちゃんと原因を見つけた方が実は早く良くなるのに!」
しずくちゃん
「うん。“症状に対して薬が合っているか”と“飲み方が適切か”を見直すのが第一だよね。それでダメなら受診が安心。」
くすりちゃん
「併用とか飲むタイミングの影響って、知らないと気づかないもんね!相談してくれたら嬉しいし、間違った使い方は防げるから♪」
しずくちゃん
「“効かない=強い薬へ”じゃなくて、“原因を確認して賢く使う”ってことだね。」
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