はじめに|家庭に市販薬があると安心!
家庭に市販薬を常備しておくと、突然の体調不良やケガにも慌てずに対応できます。特に子どもがいる家庭では、「夜間に熱が出た」「急にお腹を壊した」「虫刺されでかゆがる」といったケースも多く、対処が遅れると不安も大きくなりますよね。
この記事では、登録販売者の資格を持つ筆者が、季節ごとに家庭に常備しておきたい市販薬をリスト形式で解説します。薬の選び方や保管のコツもあわせて紹介するので、冷蔵庫や救急箱を見直すきっかけにしてください。
春|花粉症&新生活で体調を崩しやすい季節
主な症状・リスク:
- 花粉症(くしゃみ・鼻水・目のかゆみ)
- 新生活によるストレスや胃腸不調
- 気温差による風邪
おすすめ常備薬:
- 抗アレルギー薬(アレグラFXなど)
- アレルギー用の目薬・点鼻薬
- 整腸剤や胃腸薬
- 風邪薬(喉・鼻・熱の症状別)
👉 詳しい選び方は:薬を買うときに役立つチェックリスト【登録販売者監修】
夏|熱中症・虫刺され・食中毒に注意
主な症状・リスク:
- 熱中症(頭痛・めまい・吐き気)
- 虫刺され・かゆみ・かぶれ
- 食中毒や水あたり
おすすめ常備薬:
- 経口補水液(OS-1など)
- 虫刺され薬(ムヒ、ウナコーワなど)
- 下痢止め・整腸剤
- 冷却シートや氷のう
秋|寒暖差や乾燥で体調を崩しやすい季節
主な症状・リスク:
- 風邪(鼻づまり・咳・喉の痛み)
- アレルギー症状(ブタクサなど)
- 肌の乾燥・かゆみ
おすすめ常備薬:
- 総合風邪薬または症状別の薬
- のどスプレーやトローチ
- 保湿クリーム(ユースキン、メンソレータム)
- 抗アレルギー薬(継続使用)
👉 症状に合わせた薬の選び方:登録販売者が解説!症状ごとに選ぶ市販薬のポイント
冬|風邪・インフルエンザ・胃腸炎の流行期
主な症状・リスク:
- 発熱・悪寒・関節痛
- 咳や喉の痛み
- ノロウイルスなどの胃腸炎
おすすめ常備薬:
- 解熱鎮痛薬(タイレノールA、ロキソニンSなど)
- 鎮咳薬・去痰薬
- 胃薬・整腸剤
- うがい薬やマスク、手指消毒液
👉 解熱鎮痛薬の選び方:『解熱鎮痛薬』の選び方と注意点
常備薬の選び方・保存のポイント
1. 家族構成に合わせて選ぶ
乳幼児、高齢者、アレルギー体質などに応じた薬選びが大切です。
2. 薬の期限・保存方法を定期的にチェック
冷蔵保存が必要な薬、使用期限のある薬は定期的に見直しましょう。
👉 詳しくはこちら:薬を買うときに役立つチェックリスト【登録販売者監修】
3. 飲み合わせ・重複成分に注意
複数の薬を使うときは、成分の重なりに注意しましょう。
👉 飲み合わせの注意点:薬の飲み合わせNG例とその理由
まとめ|備えあれば憂いなし!
「急に必要になる市販薬」こそ、前もって準備しておくことで安心感が違います。この記事を参考に、季節ごとのリスクや家族の体質に合わせて常備薬を揃えてみてください。
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