暑い日が続くと「夏バテかな?」「これって熱中症?」と感じることはありませんか?
実はこの2つ、症状も原因も異なります。
この記事では、登録販売者の視点から「夏バテ」と「熱中症」の違いと、それぞれの正しい対処法をご紹介します。
夏バテとは?
原因
夏バテは、暑さによる自律神経の乱れや、冷房と外気の寒暖差、食欲不振・睡眠不足などが主な原因です。
症状
- 食欲がない
- 体がだるい・疲れが取れない
- 頭痛・イライラ・立ちくらみ
- 睡眠の質が悪い
対処法
- 栄養バランスの取れた食事(特にビタミンB群・クエン酸)
- 冷房の使い方に注意(28℃前後を目安に)
- 軽い運動や入浴で血流を促す
より詳しいセルフケア方法は、以下の記事で紹介しています。
👉 市販薬に頼りすぎない!家庭でできる症状別セルフケア術
熱中症とは?
原因
熱中症は、暑い環境下で体内の水分や塩分が不足し、体温調整が効かなくなることで起こります。
症状
- めまい・立ちくらみ
- 吐き気・頭痛
- 筋肉のけいれん
- 意識がもうろうとする
対処法
- すぐに涼しい場所へ移動
- 衣服をゆるめて、体を冷やす
- 経口補水液や塩分入りの飲料で水分・塩分を補給
症状が重い場合は、すぐに医療機関へ!
市販薬は効くの?
- 夏バテには、滋養強壮剤やビタミンB群を含む栄養ドリンクなどが効果的。
- 熱中症には、基本的に市販薬はありません。応急処置と早めの受診が最優先です。
👉 関連記事:夏に多い症状と対策!登録販売者が教える市販薬の使い方
夏の体調管理には“予防”がカギ!
夏バテも熱中症も、予防がいちばん大切です。
ポイントは「食事・睡眠・水分・冷房のバランス」!
日頃の習慣を少し意識するだけでも、体調がグッと変わってきますよ。
最後に|夏を元気に乗り切るために
体調を崩してからでは、楽しい夏が台無しに…。
登録販売者として、日々のセルフケアや症状に合った市販薬の選び方をお伝えしています。
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