朝起きたときや季節の変わり目に「喉がイガイガする」「話すと痛い」なんてことありませんか?
そんなときに頼りになるのが市販の喉薬です。
今回は、登録販売者が症状別の薬の選び方と注意点をわかりやすく解説します。
🔹② 喉の痛みの原因とは?
喉の痛みの多くは「炎症」が原因です。
ウイルス感染(風邪・インフルエンザ)だけでなく、乾燥や声の使いすぎ、アレルギーでも起こります。
主な原因👇
- 乾燥(季節・エアコン)
- ウイルス・細菌感染
- 声の使いすぎ(長時間の会話・カラオケなど)
- アレルギー性咽頭炎
🔹③ 症状別|市販薬の選び方
💊 トローチ・のどスプレータイプ
→ 「のどの炎症」や「軽い痛み」におすすめ。
- トラフル錠・トローチ®:抗炎症成分でのどの痛みを鎮める
- ペラックT錠®:抗菌成分+ビタミンCで炎症ケア
- のどぬ〜るスプレー®:ピンポイントで殺菌・炎症緩和
💧 うがい薬タイプ
→ 初期症状や予防におすすめ。
- イソジン®うがい薬:ポビドンヨード配合で殺菌効果
- 明治うがい薬®:刺激が少なく、子どもにも使いやすい
🌿 内服薬タイプ(風邪の一症状としてのどが痛む場合)
- ルルアタックEX®:発熱や頭痛も伴う喉の痛みに
- パブロンSゴールドW®:のどの痛み+鼻症状に
- 葛根湯・桔梗湯:喉の腫れや痛みが強いときに効果的
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⚠️④ 使用時の注意点(詳しく)
🔸 トローチ・スプレータイプの注意点
- トローチは「口の中でゆっくり溶かす」タイプなので、3歳未満の子どもには誤飲の危険があります。
- スプレーには「ヨウ素」「エタノール」「メントール」など刺激性の強い成分が含まれていることがあります。
これらの成分は、炎症部分の粘膜にピリピリ感やしみるような刺激を与えることがあり、
特に小さな子ども・妊娠中・授乳中の方には注意が必要です。
- ヨウ素(ポビドンヨード):体内吸収により、胎児や乳児の甲状腺機能に影響を及ぼす可能性があります。
- エタノール:刺激で痛みを悪化させたり、粘膜の乾燥を助長することがあります。
- メントール:清涼感が強く、痛みを一時的に感じにくくしますが、強すぎる刺激で咳反射を起こす場合も。
👉 これらの方には、ヨウ素を含まないうがい薬や、漢方ベースのトローチを選ぶのがおすすめです。
🔸 内服薬の注意点
- 総合感冒薬や鎮痛薬には「イブプロフェン」「アセトアミノフェン」などが含まれています。
→ 妊娠中・授乳中の方は医師や薬剤師への相談が必要です。 - 漢方薬「桔梗湯」などは比較的穏やかですが、**生薬(麻黄など)**の作用が強いと動悸・発汗を起こすことも。
→ 体力が弱っているときや高齢の方は注意して使いましょう。
💡 登録販売者からのアドバイス
「ヨウ素・エタノール・メントール」は刺激になりやすい成分💦
妊娠中・授乳中・小さなお子さんには、**刺激が少ないタイプ(うがい薬や漢方系)**が安心だよ💊
💬 くすりちゃんとしずくちゃんの会話
くすりちゃん「あ〜、喉がイガイガして声が出ないよ〜💦」
しずくちゃん「乾燥してるからだね。うがい薬やトローチで早めにケアしよ。」
くすりちゃん「スプレーって刺激あるけど大丈夫かな?」
しずくちゃん「ヨウ素やメントール入りは刺激が強いから、妊娠中や子どもには避けた方が安心だよ。」
くすりちゃん「なるほど〜!私はトラフルと桔梗湯を常備しておこうかな♪」
しずくちゃん「それ正解✨でも長引くときは病院にも行こうね!」
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