はじめに
薬を飲んで「なかなか効かない…」と不安になったことはありませんか?
実は市販薬には、効き始めるまでの時間 と 効果の持続時間 に違いがあります。
この記事では登録販売者の視点から、市販薬の効き目に関する目安を解説します。
効果が出るまでの一般的な時間
- 錠剤・カプセル:30分〜1時間
- 粉薬(顆粒):20〜40分
- 液体薬(シロップなど):15〜30分
👉 液体薬のほうが体に吸収されやすく、早く効き始める傾向があります。
効果の持続時間の目安
解熱鎮痛薬
- アセトアミノフェン:4〜6時間
- イブプロフェン:6〜8時間
- ロキソプロフェン:6〜8時間
風邪薬(総合感冒薬)
- 4〜6時間程度
- 成分により異なるが、1日数回の服用が必要
胃薬・整腸薬
- 数時間〜半日程度
- 継続して飲むことで効果を感じやすいタイプも多い
効果を感じにくいときの理由
- 症状が強すぎて薬の効果が追いつかない
- 個人差(体質・体重・代謝の違い)
- 食事の有無で吸収スピードが変わる
- 他の薬やアルコールの影響で効果が弱まる
👉 「効かない」と思っても、自己判断で量を増やすのは危険です。
登録販売者からのアドバイス
- 効き始めには30分〜1時間ほどかかるのが一般的
- すぐ効かなくても焦らずに、添付文書どおりの間隔 を守る
- 効果が不十分なら無理せず医師や薬剤師に相談を
くすりちゃん&しずくちゃんの会話 💬
💊くすりちゃん:「薬を飲んで30分経ったけど、まだ効かないよ〜」
🩺しずくちゃん:「種類によって効き始める時間が違うんだよ。焦らずに説明書どおりの間隔で飲もうね!」
まとめ
- 錠剤は30分〜1時間、液体薬は15〜30分で効き始めやすい
- 効果は多くの場合4〜8時間が目安
- 効かないときも自己判断で増量せず、必ず相談を
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