胃薬ってどう選べばいいの?
胃もたれ・胸やけ・胃痛など、胃の不調は日常生活でよくあるトラブルです。
でも薬局に行くと「胃薬」と書かれた商品がたくさん並んでいて、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
この記事では登録販売者の視点から、症状別に合った胃薬の種類と選び方を解説します。
「とりあえず有名な薬を選ぶ」のではなく、自分の症状に合った薬を選ぶことが大切です。
胃薬の主な種類と特徴
① 胃酸を抑えるタイプ(制酸薬・H2ブロッカー)
- おすすめ症状:胸やけ・胃酸の逆流・酸っぱいゲップ
- 代表的な成分:ファモチジン(H2ブロッカー)、水酸化アルミニウム(制酸薬)
- 特徴:胃酸の出すぎや酸の刺激を抑える
- 注意点:長期連用はNG。2週間以上症状が続く場合は受診が必要。
💬 くすりちゃん「胸やけって、食べすぎだけじゃなくて胃酸が原因のこともあるんだね!」
💬 しずくちゃん「そうなの。制酸薬やH2ブロッカーが合うケースもあるけど、続くときは早めに病院に行くべきだよ」
② 胃粘膜を保護するタイプ
- おすすめ症状:胃もたれ・軽い胃痛・胃炎
- 代表的な成分:スクラルファート、アルギン酸ナトリウム
- 特徴:荒れた胃の粘膜をカバーして修復を助ける
- 注意点:効果は「守る」ことなので、痛みが強い場合は病院へ。
💬 くすりちゃん「胃がチクチク痛むときは、こういう“守る薬”がいいんだね!」
💬 しずくちゃん「うん。でも痛みが強いときや繰り返すときは、自己判断しないで受診しようね」
③ 消化を助けるタイプ(消化酵素薬)
- おすすめ症状:食べすぎ・消化不良・胃の重さ
- 代表的な成分:ジアスターゼ、リパーゼ、パンクレアチン
- 特徴:食べ物の分解を助け、消化を促進
- 注意点:慢性的な胃もたれには向かない場合がある
💬 くすりちゃん「焼肉を食べすぎちゃったときに活躍するのがコレだね!」
💬 しずくちゃん「そうそう。一時的な“食べすぎ対策”にぴったりだよ」
④ 胃の動きを改善するタイプ(健胃薬・胃腸機能調整薬)
- おすすめ症状:胃が重い・食欲不振・ストレスによる胃の不調
- 代表的な成分:六君子湯などの漢方、生薬(ウイキョウ・ケイヒなど)
- 特徴:胃腸の働きを整えて自然な消化をサポート
- 注意点:体質や症状に合わないと効きにくい
💬 くすりちゃん「漢方って、体のバランスを整えてくれる感じだよね!」
💬 しずくちゃん「その通り。すぐ効くというより“じわじわ効く”イメージかな」
胃薬を選ぶときの注意点
- 症状に合った薬を選ぶことが大切
→ 胸やけに「消化酵素薬」を飲んでも改善しません。 - 長引く症状は受診が必要
→ 2週間以上続く胃痛・胸やけは胃潰瘍や逆流性食道炎の可能性も。 - 持病や妊娠中の場合は注意
→ 他の薬と相互作用があるケースも。必ず薬剤師・登録販売者に相談を。
💬 くすりちゃん「薬って“なんとなく”で選んじゃダメなんだね!」
💬 しずくちゃん「そうそう。症状に合わないと、逆に効かないどころか悪化することもあるんだよ」
登録販売者からのアドバイス
市販の胃薬は一時的な不調を和らげるためのものです。
「同じ症状を繰り返す」「どんどん症状が強くなる」といった場合は、自己判断せず医療機関を受診することをおすすめします。
また、胃の不調は生活習慣も大きく関わっています。
- 暴飲暴食を控える
- 睡眠をしっかりとる
- ストレスを溜めない
といったセルフケアも大切です。
👉 生活習慣の工夫については、こちらの記事でも紹介しています。
➡ 【登録販売者が解説】市販薬に頼りすぎない!家庭でできる症状別セルフケア術
まとめ
- 胃薬には「胃酸を抑える」「胃を守る」「消化を助ける」「動きを整える」など種類がある
- 自分の症状に合わせて選ぶことが大切
- 長引く症状や繰り返す不調は、必ず病院で診てもらう
💬 くすりちゃん「なるほど〜!胃薬って種類ごとに役割が違うんだね!」
💬 しずくちゃん「うん。もし迷ったら、薬局で登録販売者や薬剤師に相談するのが一番だよ」
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